地理/ボリビア共和国



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ボリビア共和国

地理
ボリビアの高山
山名 標高(m)
ネバダ・サハマ 6.542
イリャンプ 6.421
イリマニ 6.462
アンコウマ 6.380
チェアロコ 6.127
ポメラペ 6.240
チャチャコマニ 6.074
パリナコタ 6.362
ワイナ・ポトシ 6.088
アコタンゴ 6.052
アカマラチ 6.046
チャウピ・オルコ 6.040
ウツルンク 6.008

太平洋戦争による敗戦以来内陸国となったボリビアの地理は大きく3つに分けられる。

一つは国土面積の約29%に及ぶチチカカ湖から国土を南に貫くアンデス山脈の地域で、標高3000m以上の年中寒冷な気候を持つ。ラパス市・オルロ市にかけて標高4000mくらいの広大な平らな土地が広がり、この地域はアルティプラーノと呼ばれる。アンデス地域にはオクシデンタル山脈とオリエンタル山脈の二つの山脈がある。

国土の北東側から東側は国土の約62%を占めるアマゾンの熱帯地域であり、リャノ (llano)またはオリエンテ (oriente)と呼ばれる。リャノはさらに、熱帯雨林(いわゆるジャングル)が広がる北側と、乾燥しているグラン・チャコ地方(パラグアイ国境近く)とに分かれる。また、サンタクルス県の東部にはチキタノ山塊が存在する。

国土の約9%を占めるコチャバンバ県やラパス県ユンガス地方などの、アンデス地帯とアマゾン地帯の中間に位置する場所はバジェ (valle) 地域と呼ばれ、温暖で果樹栽培などに適した気候である。バジェ地域はまた、インディヘナ農民によるコカの栽培も盛んである。 ユンガスは標高3300mから2500mの高地ユンガス、2500mから1500mの中央ユンガス、1500mから600mの低地ユンガスに分類される。 このユンガスにある保養地コロイコとラパス市を結ぶ道路は、毎年多くの死者を出し、「死の道路」と呼ばれている。

ボリビアはかつて太平洋に面する海岸線も領土に保有していたが、1884年に太平洋戦争で敗れ、 バルパライソ条約と、1904年の正式な講和によりそれを全て失った。ボリビアでは3月23日を「海の日 (dia del mar)」として「海を取り戻そうキャンペーン」をおこなっている。

ボリビアの海運での輸出入貨物はチリの港で陸揚げされている。 チリの港にはボリビアが管理する保税上屋(TRANSIT SHED)と呼ばれるタックス・ヘイブンがあり、ここからチリの通関を行わないままボリビア国境へ運ばれ、ここで初めてボリビアの税関が通関を行う。